■2019年12月14日(土) 第15回定期総会 議事録
日時:2019年12月14日(土) 17:15より
会場:いこりあ第3会議室
1、 議事
(1)令和元年 活動報告
(2)令和元年 会計報告
(3)令和元年 会計監査報告
(4)令和元年 特別会計報告
(5)令和元年 特別会計監査報告
(6)令和2年 役員の承認
(7)令和2年 活動計画
(8)令和2年 予算
(1)令和元年 活動報告
*H30年12月9日 第14回総会開催
*定例会の開催
* 語る会報告
* 就労支援活動報告
・みはらし
*就学支援活動報告
①調査発表(定例会)
③就学相談実施(随時)
*テーマ・調査発表
・相模原事件に思う、障害者の人権
・ビデオ「障害者の生き方」
・障害者の起業
・障害者と宗教・人権
・出生前診断
・混合廃棄物選別ライン
・グループホーム「リード」報告
*茅ヶ崎市障害者団体連絡会参加
・年4回開催
・障がい者防災訓練
*秋の市民祭り出展参加
*神奈川県立茅ヶ崎養護学校 きらめき祭参加
* おやじの畑作業
* 株式会社ひなり見学
浜松オフィス 農作業受託
* 社会福祉法人 茶の花福祉会見学
大樹作業所、うどん屋大樹、ふれあい大樹
* 株式会社スタートライン IBUKI見学
農園型障害者就労支援サービス
(7)令和2年 活動計画
例会 1月・4月・7月―語る会
2月・5月・9月― 就学関係
3月・6月・10月―就労関係
8月は参加者が少数のため未開催
1)研修活動
○語る会の開催
○就学における問題の検討
○調査発表(定例会)
○就学相談(随時受付)
○就労における問題の検討
○茅ヶ崎市障害者団体連絡会参加
○見学会
2)地域との交流および広報活動
○市民祭り参加(春/秋)
○きらめき祭参加
3)親睦活動
○畑作業と収穫祭
○青空共和国
4)その他本会の目的を達成するための活動
○みはらし
○会員募集
○その他
■2016年12月10日(土) 第12回定期総会 議事録
日 時:2016年12月10日(土) 18:30より
場 所:茅ヶ崎市コミュニティーホール B会議室
出席者:11名
次第
1.開会の言葉(司会)
2.代表の挨拶
3.議長選出
4.議事
(1)平成28年 活動報告
(2)平成28年 会計報告
(3)平成28年 会計監査報告
(4)平成28年 特別会計報告
(5)平成28年 特別会計監査報告
(6)平成29年 役員の承認
(7)平成29年 活動計画(案)
(8)平成29年 予算(案)
5.閉会の言葉(司会)
議事
(1)平成28年 活動報告
*H27年12月9日 第11回総会開催
*定例会の開催
*語る会開催
*例会
*青空共和国 一泊研修
*就労支援事業
①定例会での活動
・3月 成年後見人制度
・10月 「福祉分野に農作業を」
就労先の可能性について報告
②施設見学会
・10月25日 翔の会見学会 参加者10名
カフェグランマ・PC グランマ・鬼瓦味噌蔵・あうん・ブルーベリー
* 就学に関する取り組み
①定例会での活動
2月・(講演と座談会)支援教育に携わって支援教育に関わった経験談を話していただきました。
5月・(講演と座談会)高等学校のインクルーシブ化 来年度、3校の県立高校(茅ヶ崎高校を含む)で、
インクルーシブ教育を目指して障がいのある生徒を受け入れる。その計画の概要と問題点を、高校の教職員組合執行部の方を招聘し、
話していただきました。
9月・障がい者と災害を考える記録映画「逃げ遅れる人々―東日本大震災と障害者」を見て、
現実に存在する、緊急災害時と災害後の障害者に関する、様々な問題を皆で話し合いました。
②就学相談
就学相談・養育相談を随時受け付けました。
*茅ヶ崎市障害者団体連絡会参加
・年4回開催
*春・秋の市民祭り出展参加
*神奈川県立茅ヶ崎養護学校 きらめき祭参加
* おやじの畑作業
* 青空共和国施設館見学
(7)平成28年 活動計画(案)
例会 2月・5月・9月―就学関係
3月・6月・10月―就労関係 以上担当者による発表他
1月・4月・7月・11月―語る会
なお、毎回会員の輪番で、30分程度の発表を来年から入れます。
自分で自由にテーマを選んで、調べたことを発表して下さい。
※発表予定者が都合により欠席の場合は、次の発表者と順番を入れ替える等の対応を各自でお願いします。
1)研修活動
○語る会の開催
・例会
○就学における問題の検討
・就学相談。(随時)
・就学相談を受けての事例研究。(例会)?
・教育関係者を招いて、講演会・座談会・勉強会。(例会)?
・その他研究活動及び研究報告。(報告は例会)
○ 就労における問題の検討
・見学会
・プレジョブ
○障碍者団体連絡会 参加
2)地域との交流および広報活動
○市民祭り参加(春/秋)
○きらめき祭参加
3)親睦活動
○畑作業と収穫祭
○青空共和国
4)その他本会の目的を達成するための活動
○会員募集
○その他
<質疑等>
Q. ホームページはどう活用していくか。
A. おやじの会がどんなことをやっているか、活動の内容を示す。
Q. どの程度(レベル)まで載せるか。
A. 事務局が例会の議事録をメールで配信していた内容で良いと思う。
以上
■2013年4月13日(土) 浅野史郎氏 講演会
・参加者135人(スタッフ込)
・アンケート回収総数64枚/135人(47.4%)
年代
10代 1人(0.74%)
20代 3人(2.2%)
30代 9人(6.6%)
40代 14人(10.3%)
50代 13人(9.63%)
60代 14人(10.3%)
70代 9人(6.6%)
80代 1人(0.74%)
・講演会開催情報の入手経路
*チラシ(37.5%) *知人(43.75%)
*メディア
市広報(3.125%) タウンニュース(0%) 神奈川新聞(4.68%)
とことこ湘南(0%) 寒川商工会ブログ(0%)
その他メディア(0%) その他の機関(10.9%)
・参加者の所属(複数回答)
本人(4.6%)
その家族(31.2%)
福祉関係(20.3%)
学生(1.5%)
教育関係(6.2%)
行政関係(4.6%)
一般(21.8%)
その他(15.6%)
・ほとんどの参加者は「ぷれジョブ」に関心あり
*当日参加された企業の経営者が「ぷれジョブ」受け入れを表明した。
*ただ今、参加企業14社、サポーター4名、生徒3名
*今後、ゴールデンウイークが明け、5月中に開始予定で会議を進めている。
「ぷれジョブ」開始に当たり、受け入れ事務手続き、マッチング、傷害保険等検討中
4月15日 障害者団体連絡会 総会 八城、行成参加 会則の見直し(細かなところまで議論した、事業では防災のための白地図について、実施してみたがあまり役立ちそうにないため行政と話し合いをする。
■2013年4月6日(土) 第4回例会 議事録
場所:男女共同参画推進センターいこりあ(旧女性センター)第1会議室
時間:4月6日 午後7時~
参加(敬称略) 高田 行成 西山 若山 斉藤 近藤 記)石井
1)活動報告
浅野史郎氏講演会(14:30~16:30 質疑応答)
4月13日(土)午後1時。分庁舎5階、A会議室集合。
おやじの会担当(13:00~14:30準備と16:30~17:30撤収)
・会場責任者:行成さん
・椅子、講師演題、司会演題、マイク4本(講師用、司会用、フロアー用)、
スクリーン、横看板設置、プロジェクター(コミュニティホールで借用)
プロジェクター用テーブル、延長コード、その他準備
浅野先生(高田さん)
放送設備操作(1名)
照明係り(2名)
会場質疑(2名)質疑応答
浅野先生との懇親会(午後5時半頃より)
居酒屋「とら吉」
*4月14日(日)午前10時30分~「ぷれジョブ藤沢」定例会
場所:長後駅東口左側階段下、横浜銀行隣の古久屋ラーメン店3階。
AG1事務所会議室にて。見学歓迎です。
2)市民祭りについて
第29回春の市民祭り
・場所:中央公園
・テントナンバー27番(正面からみて右奥)
・販売品目:鳥から揚げ、ポップコーン、こんにゃく煮込み、
・予定
20日(土)準備 <必要人員>
10:00~12:00 テント張り(中央公園) <2~4名>
13:00~15:00 備品持ち込み(中央公園)<2~4名>
軽トラック借用時間12:30~14;00
鶏肉買い出し(エイビー)<2~4名>
15:00~19:00 唐揚げ準備(鶴嶺公民館)<6~8名>
21日(日)当日<必要人員10名>
7:30~10:00 集合
9:20~ ステージ前で説明会。点呼
10:00~16:00 販売
16:00~ 片付け
軽トラック借用時間15:30~17:30
・中止の連絡:当日の午前7時以降市民自治推進課に問い合わせ
TEL82-1111内線2291/2292/2295
3)事務連絡
・障碍者団体連絡会
新年度会議 4月15日(月)AM10:00~(詳細は連絡待ち)
行成氏、八城氏の出席お願い
・キャリアゆめたいとの相互リンクについて
応援で掲載していく。
■2013年3月9日(土) 第3回例会 議事録
<就労支援担当>
○「ぷれジョブちがさき」浅野史郎氏講演会 進捗状況
4月13日(土)PM1:00 分庁舎5階A会議室 集合
おやじの会の役割
・会場設営と撤去。
・各自飲料は持参
・懇親会参加者を次回例会(4月6日)までに知らせること。
・チラシ配布をお願い
HP上の講演会チラシについて一部誤りがあるため訂正依頼をキューズプランニングに伝えてい
る。(演者の名前、当会HPアドレス)
○障がい者団体連絡会へ入会
・おやじの会から高田、行成、八城が参加
・定例会出席、役員になうこともある
・年間例会予定(4月5日、7月8日、10月7日、1月20日、いずれも社協会議室。時間:午
前10時~)
・この連絡会に加入することで、茅ヶ崎市自立支援協議会 就労部会に出席可能となり情報を収集
していく。
○春の市民祭り
・説明会 3月15日(金)午後2時~分庁舎6階、コミュニティホール
高田が時間があれば出席
○育成会より
・映画「天心の譜」上映会のお知らせ
5月24日(金) 文化会館小ホール
■2013年3月9日(土) 第1回 語る会
・日 時 : 3月9日(土) 19時30分およそ1時間
・参加者 : 会員 11名
語られたことの要旨)
支援級が増える中で特殊教育の教員の質をどう確保していくのか。
病気や障害の悩み。医療への不満。
子供の病気が少しずつ回復している。
家族が行っている子供への自立への取り組みや親も勉強会などに参加している。
思春期の子供の性への対応方法は?
通っている施設とのコミュニケーションの必要性。職業能力の評価を県の機関で受けることができるということ。
おやじの会も参加している、プレジョブの大切さ。子供たちに社会経験をさせ将来の就労にいかせてあげたい。
藤沢でのプレジョブ定例会に参加した、浅野先生の気さくな態度で定例会をまとめていかれていた。
おじさんになった!という、うれしい!?話。
などなどでした。
次回は5月です。例会の開催日を予定しています。ぜひ参加してください。
■2013年1月12日(土) 1月度例会
(1)日時 : 1月12日(土) 19:00~21:00
(2)場所 : 女性センター 会議室
(3)参加 : 10名
(4)内容 : 2013年度活動計画
○就学(修学)支援活動からは
・ホームページなどを利用して、就学支援活動をPR。
・就学相談実施
・就学相談の内容を、定例会で報告。会員はそのケーススタディを通して、教育の現状・問題点を
把握。
・定例会で、パネラーを招き、教育について多角的に学び・考える。
年間6回程度を予定。
おやじの会で何ができるかを検討する。
検討後、行動に移せることは実行する。
その他、事例として現在、中学生で支援学級に通うお子さんについての報告がありました。
在学している先生及び学校側の対応について、考えさせられる事が多い事例で、
今後当会としても推移を見守っていくとのことで、一致しました。
○語る会からは
・奇数月の例会の後半を使って、語る会の実施。
○就労支援活動からは
・学齢期の障がいのある子供たちが、その生活圏でボランティアと一緒に企業で職場体験をする活
動をしている、「ぷれジョブ」について、報告がありました。
H15年に岡山県倉敷市の教職員が始めた取り組みで、現在では全国20都道府県で活動が始ま
っています。
この活動を「ぷれジョブちがさき」として就労担当を中心に立ち上げ、現在、参加者を募集を行
っております。
○「ぷれジョブ」について詳しくは、インフォメーションに掲載しております。
■企業見学
障がいを持つ人たちの働く場所は、いろいろあるようでないのが現状です。
学校を卒業すると福祉施設での就労が一般的です。
一部の方は、特例子会社に就職します。
一般的に特例子会社というと、企業の社会的責任(CSR)のため、また行政から法定雇用率を満たしていないからとの指導を受けて、しかたなく設置するものではないのか、とひねくれて考えてしまいます。
今回、身近な寒川町の中小企業を訪ねました。
障がい者雇用までのいきさつがすばらしい会社でした。
藤沢紙工 湘南工場という会社です。段ボールの製造をしています。
本社は、茅ヶ崎市にあります。
この工場は約25年前に設立され、立ち上げた3人の方ではとても忙しく、人手がほしいと高卒の方を雇用しました。
ですが、体力的に大変な仕事と時代はバブル期。新入社員はすぐに止めてしまいほとほと困っていたそうです。そのタイミングで県立藤沢養護学校の進路担当者から卒業生を雇用してほしいとの申し出がありました。
社内では、障がい者など仕事が出来ないだろうと不信感があったそうです。
実際、実習を行い猫の手も借りたい状況から雇用してみると、もうそれはそれはまじめに休むことなく働いてくれました。
その後も事業拡大に合わせて毎年数名の障がい者を雇用しています。
何故かというと、彼らが戦力だからです。
彼らの真面目さ、欠勤の少なさ。文句も言わず一生懸命に働くそうです。
1つのラインに7名程度が配置されそのうちの3~4名が障がい者です。
それでこの業界では、単位面積当たりの作業量が日本で一番効率がいい会社になりました。
他企業からの見学者が絶えないとのこと。
障がい者は必要不可欠な戦力として、この会社では実を以て体感したとのこと。
給料も特例子会社よりずっと高いんです!
とにかく雇用に至るまでの考え方がすばらしい。
一時的なものではなく、その雇用を継続、拡大していることがすばらしい。
こんな企業がいまどきあったんだなぁ~と感心しました・・・
・ラインでの作業のようす
・作業のようすを説明して
頂いています
・図面入力をしているところです
■2011年3月20日 第7回討論会
テーマ:「ーおやじ達よ 立ち上がれ!!-」
日 時:2011年3月20日
場 所:分庁舎 AB会議室
参加者:20名
◆概 要
第7回討論会は、まず最初に「おやじの会」の立ち上げからの経過、次に今までの計6回の討論会の内容及び成果の報告、そしておやじの会会員たちが今までの討論会を通して印象に残ったことや自分の思いについて語っていただきました。
おやじの会代表の若山さんからは、茅ヶ崎養護学校のおやじたち有志が集まって立ち上げてから今年で6年目。おやじとして何かやらなければいけないんじゃないか?との思いからスタートし、この2年間は討論会を通じておやじの会から地域の人たちに発信することを行ってきたことの経過説明がありました。引き続いて、この2年間で行ってきた討論会の内容と成果についての報告がありました。
おやじの会会員の斉藤さんからは、自身が住んでいる寒川での活動、特に初めて行った陳情活動は認められなかったが成果は感じたことの報告がありました。そして、今後のおやじの会の活動として、
①母親の会とのタイアップー何らかの形で協力する。
②就学支援ー就学判定に対する保護者への支援
③就労作業所の見学会ーもう一度やってみる。
④おやじの会高齢化-会員を増やしたい。
との思いの話がありました。
おやじの会会員の斉藤さんからは、篠原さんからは、この連続討論会に参加して、さまざまな立場の方たちの話を伺い大変有意義であったこと。将来、自分の子どもがどういう形で就労できるか、仕事を通じて自立できるか自問しつつ、地域で支えてもらうために自分自身が地域で生きていかなくては、との思いを語っていただきました。
おやじの会会員に石井さんからは、障害児・者(の程度)は幅広いが、うちの子は軽度であるがゆえの差別、養護学校でも何とか自分でできているから見てもらえない、コミュニケーションが不得意であっても障害の重い子が優先されるためにあまり見てもらえない、経度ならでの差別を感じてきたこと。うちの子は仕事をして5年になるが、就労であり就職ではない、就労では自立でないのが現実であることの思いを語っていただきました。
おやじの会会員の小谷さんからは、今から7年前に民生委員の障害部長をやることになったとき、障害ってなんだろう?という気持ちがきっかけでおやじの会に入ったこと。今までの活動や討論のなかで”地域って何をしている?”という疑問を感じていること。地域のネットワークは必要という議員さんたちの話はあるが、このような討論会に本当に来てほしい、健常児のお父さんたちに声をかけても実際には来てくれないという現実。本当の意味での地域のネットワークとは、障害児のお父さんたちが求めるばかりではなく、自分たちでやろうという気持ち、そういうものが形となっ
ていけばいいなという思いがあることを語っていただきました。
参加していただいた母親の会の方からは、おやじの会に対する意見として、母親の会で行っていることと共通しているものであり、年間の計画を立てたり、既存の母親の会との連携もひとつのやり方との感想をいただきました。又、おやじ(親父)に期待することとして、「男力(おとこりょく)」を発揮して欲しい、アピールして欲しい、という意見をいただきました。これは、会代表の若山さんが自身のお子さんのときに実践してきたことあり、行政に働きかけるときはおやじ(父親)が訴えるほうが効果があるのは事実で、今後の活動のあり方に取り入れていこうと感じました。
■2010年12月12日 第6回討論会
テーマ:「<地域>で働く!!」
日 時:2010年12月12日
場 所:分庁舎 AB会議室
参加者:40名
◆概 要
障害者が働きながら成長し、なにかを発信するような感じがする討論会を行いました。
スタジオCOOCA(クーカ)施設長 関根さん&絵本作家の横溝さんから、COOCAは、ほとんどの方たちが絵を描いています。基本的には物を作って、グッズにして販売したりしております。作品の評価は都内のギャラリーのオーナの方の評価が得られて作品展をやらないかと声がかかるようになり,ショップでグッズが置かれるようになりました。そこで、プロの方の評価を得て親御さんが変わり、施設見学も従来の方たちから若い女性が中心になってきました。見学依頼もアトリエ又は工房と呼び名がかわり、作家への面会も多くなってきた。
横溝さんに絵本の朗読をしていただきました。彼女は自閉症でしゃべらない、コミュケーション
障害といわれておりますが、絵といい、朗読といい、ストリーまで自作自演ができる才能を見て感動致しました。福祉をアートとして捉えて表現することで新たな地域福祉のあり方として発展することを期待しております。
放送作家の内海さんから、お子さんがダウン症で養護学校に通っております。小さいころから音楽に反応しており、アニメの番組の主題歌を歌うようになった。歌が好きそうなので、どこかで現せないかと探していたところ、藤沢主演ミュージカルの募集がありました。セリフを貰って舞台経験する。その中で気づいたのが、医学的な根拠はないがただひとつ舞台を乗り越えるごとに、非常に
脳に刺激がいっているのではないかと思われるような現象が起こる。それまで話せなかったことがすらっと出るようになった、今までできなかった行動ができるようになった。そこで、2年前に知的障害児のための芸能プロダクションを東京に立ち上げた。NHKなどにも取上げられました。普段は土日を使って5日~6日、外の会場を借りながらやっている。絵を描く時間、アートの時間があったり、歌があったりダンスがあったり。プロダクション活動としては、レッスンすると同時に広告業界、テレビ業界にアンテナを張り巡らせオーディションがあれば問い合わせる。その時、知的障害ですが応募いいですか?と問合せると知的障害って何ですか、説明をしながら就労機会を探している。まず、就労といったときに、知的障害者は芸能界に職を求めるというのは、今の日本ではまったく無理である。それをアメリカとかヨーロッパの欧米諸国に近づけるために、今までまったく知的障害者がお金を貰えなかった世界から少しお金を分捕ろうじゃないかという事やっている。COOCAさん同様に新たな取り組みと感じます。アメリカでは障害者が「キャッツ」を上演しております。資金を集める仕組みができいる状況で、早く日本でもできることを期待と努力の必要性を感じました。
サザンポの一杉さん(障害福祉課)&太田さんから、茅ヶ崎市の取り組みの社会参加と自己実現に向けた支援の充実を柱として活動している。就労支援ということで、基本方針を「働く」ということを目標にして取り組んでいる。今回は直接支援の店舗活用型就労支援事業(委託事業)のお話をされて頂きました。関係機関との連携ではサザンポ立ち上げで商工会議所・商店街の方・近隣地域の方や場所の確保では建築課や雇用労働課などたくさんの方に関わって頂きました。ネットワーク
の必要なことと思われました。8月20日サザン通り商店街にカフェがオープン。障害のある方の就労支援する店舗「サザンポ」ロゴマークも公募方式で京都在住のグラフィックデザイナーの方の作品が選ばれました。障害のある方の就労に関する情報収集と発信の場でもあり、相談窓口としても活用を考えている。運営している翔の会の太田さんから、今回は茅ヶ崎市障害者施設連絡会議のなかでの運営となります。まずはなかなか採算がたつものではありません。就労支援をしながら喫茶店を営むことは単独ではできないと思われます。今後はジョブコーチを配置し各施設と連携をとりながらやっていきたいと思います。発達障害の方にはソーシャルスキルトレーニングが良いとおもわれるが、今後スタッフさんなどへの指導をどのような展望がるか。スタッフも経験不足な方が多く、連絡会の関係者の方がたがこれから行っていって全体のスキルアップへ向け活動されてはとの意見もありました。立ち上がったばかりで、いろいろ問題はあると思いますがひとつひとつ洗い出して解決して下さい。
本日は充実した討論が活発に行われました。時間が足りなく残念でした。
■2010年9月5日 第5回討論会
テーマ:「子供たちはどこで学ぶのか」
日 時:2010年9月5日
場 所:分庁舎 AB会議室
参加者:30名
◆概 要
第5回は障害児の就学をテーマとして、3人のゲストスピーカを招いて、盛んな議論がおこなわれた。ゲストスピーカは①神原氏(松林中学校校長)②梅本氏(おやじの会)③小宮山氏(新栄高校教諭、元養護学校教員)。
①の神原氏は長年の教育現場と教育行政に携わった経験から、障害児教育に関する近年の動向や
現状に関する説明が行われた。その中で神奈川県は障害児教育(特殊支援教育)に関する取り組み
は他県より早かったこと。また近年の課題に障害児の増加に伴う、養護学校(特殊支援学校)の過大規模化などが指摘され、最後は地域や仲間たちと共生することが必要なのは健常者・障害者かかわらず同じであると結ばれた。これに対し参加者から、障害児の増加・養護学校の過大規模化は、意図的に健常者と障害児を教育行政が振り分けることで、人為的につくられたものではないか。さらに、養護学校が万能と思って、学校や先生に過度の期待を寄せるのは問題との意見が出された。
②の梅本氏からは、今年寒川の小学校の普通級に入学した障害のある次男の、入学に至る教育相談
の経過が克明に報告された。その教育相談では、かなり一方的に特殊学級をすすめられ、強いストレスを受け、何故障害者と家族は、教育行政からも差別を受けなければならないのかと、問題提起がなされた。また近況として、地域ヤスポーツを通じて、ごく普通の日常があり、意識しないでも共生の場が作られ、恵まれたいると感じているとのことだった。障害児を育てた参加者からは、障害児教育は普通級・特殊学級・養護学校という教育の場の問題ではなく、担任の力量次第。特殊教育の専門家といわれても、指導力がなければ意味がないとの意見が出された。
③の小宮山氏からは、普通級・養護学校・定時制での数多くの障害児との触れ合いの経験や、現在の教育行政に対する感想が述べられた。現在の教育行政では教員に対する締め付けの強化から、良い教員が生まれる土壌がないという指摘がなされ、さらに氏独自の養護学校無用論が展開された。
参加者から神原氏への、教育行政の側から養護学校を無くすと言ったアプローチがあるのかといった質問に対しては、現状として医療ケアの必要性などから、なかなか難しいという回答がなされた。
最後におやじの会から、世界と日本の障害児教育の現状についての資料が提供された。国連総会の
障害者の権利条約(2006年)を受けて、今日の世界の障害児教育の潮流は、健常者と障害者がともに学ぶインクルーシブ教育を志向していること。それに対し日本政府は旧来の分離教育システムに固執し、国際的に批判されていること。近年日本で設置された障害者をメンバーに含む「障害者制度改革推進会議」では、文部科学省に対して意見書を提出し、その中で次の2点が盛り込まれていて障害児教育行政が大きな転換期にきていることだった。
・日本の教育行政では、就学先や就学形態の決定にあたって、本人・保護者希望を法的に保証する
仕組みを確保する必要がある。
・インクルーシブ教育を実現することは、互いの多様性を認め合い、尊重する土壌を形成し、障害
者のみならず、障害のない人にとっても生きる力を育むことにつながる。
第5回討論会は上の意見書にある2点を理想としつつ、なかなか理想に近づけない日本の現状の様々な問題点を確認する場となった。